神話のふるさと宮崎
神話を知る

神武東征@生誕〜出立ルート

神武天皇の産屋や水浴び場 豊かな大自然が今も残る
南の天孫降臨の聖地とされる高千穂峰の麓に、初代天皇とされる神武天皇ご生誕の地・高原町があります。「神武のふるさと」高原町は、神武天皇が幼少期を過ごし、地名などに名残を残しています。15歳で宮崎市へ。神武天皇の幼少期から青壮年期までをたどるルートです。
ストーリー
山幸彦と海神の娘トヨタマヒメが結ばれ、鵜戸神宮付近で生まれたウガヤフキアエズノミコトの子が、日本の初代天皇といわれる神武天皇(カムヤマトイハレヒコノスメラノミコト)です。高原町の「皇子原」で生まれたとされる神武天皇は幼少期、サノノミコトと呼ばれていました。高原町には、その名を冠した「狭野(さの)神社」、幼いころ遊んだとされる「御池」などがあります。神武天皇は日本国を治めるため、大和の国へと向かいます。その東遷の際、宮崎市の「皇宮屋(こぐや)」で約30年を過ごし、45歳で日向の美々津港から出立されたといわれています。
宮崎市からスタート地点まで
■車で
宮崎自動車道宮崎ICから高原ICま
で約50分、国道223号を御池方面に
向かい、狭野交差点から県道406号
で約15分。
皇子原公園 車で約2分 狭野(さの)神社 車で約10分 御池 車で約50分 宮崎神宮 車で約5分 皇宮神社 車で約5分 平和台公園
神武天皇が誕生された産屋跡
皇子原(おうじばる)神社
高千穂峰の麓・高原町は、神武天皇生誕の地といわれています。「皇子原神社」は産屋があった跡といわれ、本殿後背にある産婆石(うべし)付近で生誕されたと伝わります。皇子原古墳群には6基の古墳があり、その1号墳に神社が建てられています。一帯の公園内にある神武の館には、人形で神話のシーンが再現され、無料で観覧できます。桜や300万本の彼岸花が彩る季節は特に美しい景観が広がります。
住所 西諸県郡高原町蒲牟田3-251  TEL 0984-42-1007(狭野神社)
フォト&ワンポイント
神武天皇は、神社本殿の後背にある産湯石の付近でお生まれになったとされ、母タマヨリヒメが出産した産屋跡といわれています。石の表面を撫でると、安産になると伝わっています。
神武の館は入館無料です。神武天皇にまつわる神話のシーンを再現しています。8:30〜17:00開館、11月〜2月は木曜休館。
神社は皇子原公園内に位置しています。ゴーカートやミニSLなどの遊具、渓流釣り場やテニスコート、コテージなどがあり、アウトドアの拠点になっています。TEL/0984-42-3393
幼名サノノミコトから名づけられた
狭野(さの)神社
神武天皇の幼名は、狭野尊(サノノミコト)といいました。「狭野神社」は、主祭神であるミコトの名に由来しています。朱塗りの門をくぐると、杉並木の長い参道が続いています。今から約400年前に植えられ、狭野の杉並木として1924(大正13)年に国の天然記念物に指定されました。かつては宮崎神宮の別宮であり、神宮の拝殿・本殿、宝物を展示していた旧徴古館は、狭野杉を使って建てられています。
住所 西諸県郡高原町蒲牟田117  TEL 0984-42-1007
フォト&ワンポイント
拝殿前にも、巨木の狭野杉が天へと枝を伸ばしています。1599(慶長4)年に、薩摩藩主・島津義弘公が植樹させたと伝えられています。
外拝殿から参拝します。拝殿の柱には、美しい龍の彫刻が施されています。
高原町には狭野神楽(狭野神社)と祓川神楽(霧島東神社)が伝承され、高原の神舞(かんめ)は国指定重要無形民俗文化財となっています。狭野神楽は12月第1土曜に奉納されます。
火山の噴火によりできた 幼少時の水浴び場
御池
神武天皇が幼少時に水浴びをして遊んでいたと伝えられています。高千穂峰を正面に望む「皇子港」は、御池に7つあった港のうちの一つです。御池は、約4600年前の霧島山の噴火によりできた火口湖で、湖底はすり鉢状になっていて、水深100mもあるそう。自然が守られ、周囲の森は野鳥の楽園となっています。
住所 西諸県郡高原町蒲牟田御池  TEL 0984-42-4038(御池キャンプ村管理事務所)
フォト&ワンポイント
子港から見る御池も美しいですが、北側に建つ「霧島東神社」から見下ろす御池もまた美しく、山々の深い緑を映し、光り輝いています。
御池の北側に創建された「霧島東神社」。皇子港から急坂を上るとたどり着きます。高千穂峰(1574m)の山頂にある「天の逆鉾」は社宝として祀られています。
広大な森に包まれた神武天皇を祀る大社
宮崎神宮
神宮を守る広大な森は野鳥の楽園と呼ばれるほどです。初代天皇とされる神武天皇が東征以前に周辺の地に宮を置いたといわれ、主祭神として祀られています。境内には、皇族の方々の御手植えの木々が育ち、さらに緑を濃くしています。毎月の1日詣でや七五三をはじめ、春の流鏑馬や秋の大祭(神武さま)など、今も地元で篤く信仰されています。
住所 宮崎市神宮2-4-1  TEL 0985-27-4004
フォト&ワンポイント
神聖な空気に包まれています。JR九州の「ななつ星 in 九州」の観光ポイントの一つにも選ばれています。
宮崎神宮の北側には、県立総合博物館があります。一帯は、かつて林業試験場とされていました。空が広く清清しい気持ちになります。
正面の鳥居をくぐってすぐにある五所稲荷神社。宮崎神宮の末社となります。
鎮守の森にひっそりとある皇居跡
皇宮(こうぐう)神社
神武天皇は、皇太子に即位された15歳の時に高原を発ち、宮崎のこの付近に移られ、ここで45歳までを過ごしたといわれています。その「皇宮屋(こぐや)」と呼ばれる皇居跡に建てられているのが、神武天皇を主祭神とする宮崎神宮摂社「皇宮神社」です。周囲を巨木が取り囲み、静かな中に凛とした空気が漂っています。眼前に大淀川の流れを、遥か西方に霧島を望む地です。
住所 宮崎市下北方町横小路  TEL 0985-27-4004(宮崎神宮)
フォト&ワンポイント
2013年、県道333号沿いに駐車場が整備されました。そこからすぐに参道である階段があります。
神社周辺は鎮守の森となっています。鳥居前の立派なタブノキが神社を守っているようです。
市街地を一望する神武天皇ゆかりの公園
平和台公園
1940(昭和15)年、神武天皇即位紀元2600年記念として造られた、高さ37mの平和の塔を中心に整備されました。塔前の芝生広場の中心に立って手を叩くと、不思議な音がこだまします。宮崎市街地を一望し、カフェやはにわ園、アスレチック広場、自然散策路などがあり、宮崎市民の憩いの場。1964(昭和39)年の東京オリンピックの際、国内聖火リレー第2コースの起点となりました。
住所 宮崎市下北方町越ヶ迫6146  TEL 0985-35-3181  時間 第1駐車場5:00〜22:00
フォト&ワンポイント
平和の塔は、日本サッカー協会のシンボル八咫烏(神話に登場する、神武天皇を大和国まで導いた3本脚のカラス)をデザインした彫刻家・日名子実三の設計です。
はにわ園には、埴輪や土偶のレプリカ約400体が並んでいます。西都市の西都原古墳群で舟形埴輪や子持家型埴輪が出土したことに由来します。
散策路では、四季折々の風景が見られます。展望デッキややぐらなどが整備され、ウォーキングコースにもなっています。
おすすめ立ち寄りスポット
買
高原駅
「駅サイティング市」
JR吉都線高原駅構内では、県内でつくられた農畜産物や海産物、雑貨などを販売している。新燃岳噴火の降灰を利用した灰干し肉、手作り団子などが並んでいる。
住所 西諸県郡高原町西麓485
TEL 090-5383-0019(田上さん)
時間 9:00〜18:00
休日 火曜日
遊
御池野鳥の森公園
キャンプ村
美しい御池湖畔のキャンプ場。釣りや森林浴、約130種の鳥類が生息する“野鳥の森”でバードウォッチングも楽しめる。コテージやバンガローがあり、キャンプファイヤーもできる。
住所 西諸県郡高原町蒲牟田御池
TEL 0984-42-4038
時間 通年
遊
高千穂牧場
霧島連山を眺めながら、牛や羊たちとふれあえる牧場。牛舎見学や乳しぼり、ポニー乗馬の体験もできる。ソフトクリームやチーズ、ヨーグルトがオススメ。
住所 都城市吉之元町5265-103
TEL 0986-33-2102
時間 4〜10月9:00〜17:30(11〜3月は17:00まで)
休日 HPで確認を
料金 入場無料
知
宮崎県総合博物館
宮崎の自然史や歴史、民俗などを紹介している。自然史展示室には、宮崎の森が再現され、動植物の様子を見ることができる。独特の建築様式を持つ民家4棟もある。
住所 宮崎市神宮2-4-4
TEL 0985-24-2071
時間 9:00〜17:00
休日 火曜日※ほか、メンテナンス期間などあり
料金 常設展入場無料
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