神話のふるさと宮崎
神話を知る

<神>が生まれた、その場所へ

国と神を生んだイザナキ・イザナミのパワーみなぎる聖地をめぐる
宮崎市内には、古事記の冒頭部分、〈国生み〉の神であるイザナキノミコト・イザナミノミコトにまつわる場所が数多くあります。神社や地名などに言い伝えが残され、パワースポットとしても紹介されることが多い場所。旅のはじまりに、まず、パワーみなぎる聖地をめぐります。
ストーリー
数多の神を産んだイザナキノミコト、イザナミノミコトでしたが、火の神を産み落としたイザナミは亡くなり、黄泉(よみ)の国へと行ってしまいます。イザナキは後を追いますが、黄泉の国の食べ物を口にしてしまったイザナミの変わり果てた姿を見てしまいました。逃げ帰ったイザナキは「みそぎ池」で穢れを清めたといわれています。神を生んだ言い伝えが残る「江田神社」「住吉神社」「小戸神社」とも、「筑紫の日向の橘の小門(おど)の阿波岐原(あわきがはら)」と全国の祝詞の冒頭に登場する場所として由緒ある神社です。
宮崎市中心部からスタート地点まで
■車で
宮崎市役所から県道11号を東へ向
かい、一の宮交差点で同じく県道11
号を北進。約30分。
■バスで
宮崎市橘通りから宮交バス宮崎市
フェニックス自然動物園行きで約20
分、江田神社下車。
江田神社 徒歩約8分 みそぎ池 車で約5分 住吉神社 車で約30分 小戸神社
江田神社
イザナキ・イザナミを祀る
江田神社
ひっそりとした森にたたずむ神社に祀られているのは、日本最古のご神体であるイザナキノミコトとイザナミノミコト。朝、美しい木漏れ日の中を歩いていると、清らかなパワーが感じられます。中でも参道のクスノキはパワーが得られると口コミが広がり、触れたり抱きついたりする人の姿も。無料で観光ボランティアガイドが受けられます。
住所 宮崎市阿波岐原町産母127  TEL 0985-39-3743
フォト&ワンポイント
手水舎横のオガタマの木の奥に伸びる「森の道」は、みそぎ池へ通じる遊歩道につながっています。参道や遊歩道には季節の花々が彩を添えています。
参道中ほど右手にすっくと伸びる大きなクスノキ。大地に根を張る御神木からパワーを得ようと、触れたり抱きついたり、多くの人が訪れます。
美しく彫られた、本殿中央の龍の彫刻。古代は、この付近まで海だったといわれています。多くの神が一帯を守ったのです。
日本最初のみそぎの地
みそぎ池
イザナキノミコトは、妻イザナミノミコトを連れ帰ろうと入った黄泉の国から戻り、この池で穢れをはらうため禊を行ったといわれています。この時、左の目を洗うと太陽神アマテラスオオミカミが、鼻を洗うと八岐大蛇(やまたのおろち)退治のスサノオノミコトが生まれたと伝わります。白い御幣が立てられ、きりっとした空気が漂う池。黄色い睡蓮が埋め尽くす初夏は最も美しい季節です。
住所 宮崎市阿波岐原町産母128(阿波岐原森林公園 市民の森内)
TEL 0985-39-7308(市民の森管理事務所)
フォト&ワンポイント
5月中旬から6月ごろ、池の睡蓮が一斉に花開きます。淡い黄色の睡蓮の花が開くのは朝。早朝の散歩もおすすめです。
みそぎ池には、野鳥はもちろん、亀や鯉などの生き物がいます。亀が甲羅干しする姿は、考えごとをしているよう。
全国二千余の住吉社の元宮
住吉神社
イザナキノミコトが禊をした際に、池の中で生まれた住吉三神を祀っています。アマテラスやスサノオの兄神にあたります。創建から2400年といわれ、全国二千余の住吉社の元宮として、「元」の社紋が伝わっています。「願いが神に召されるように」との願いを込めるしゃもじ型の絵馬にも社紋が。海の神であり、本殿前の清めの真砂をいただくことができます。
住所 宮崎市塩路3082  TEL 0985-39-8500
フォト&ワンポイント
波打ち際から運んだ真砂を持ち帰れるようになっています。家の周囲にまいたり、清めの塩と同様に使ったりするそうです。
本殿横の末社には、多くの絵馬が掛かっていました。しゃもじ型の意味は「飯」とかけて、願いが神に召されることに由来しています。
神社奥には梅園が広がっています。中央に立派な松があり、裏には竹林が。松竹梅そろって愛でることができるめでたい場所です。
今も禊の神事が伝わる
小戸神社
祓詞(はらいことば)に謡われる「日向の橘の小門(おど)の〜」とあるように、かつては大淀川河口の沖合い・小戸の瀬に創建され、「小戸さま」と親しまれてきました。後に宮崎市中心部の上野町、1932(昭和7)年に現在の大淀川左岸の静かな住宅街へと遷座しています。主祭神はイザナキノミコト。今でも大晦日に大淀川で禊をする神事「みそぎ祓」が行われています。
住所 宮崎市鶴島3-93  TEL 0985-23-6684
フォト&ワンポイント
日が昇る東南に向いて建つ本殿。かつての小戸神社のあった方角でもあります。すぐ南に、大淀川の豊かな流れがあります。
宮崎市中心部にあったころ植えられたオガタマの木が移植されています。雷が落ち、二つに裂かれながらも、今も生き生きとした姿を見せてくれます。
2度の遷座の末、住宅街であるこの地に落ち着きました。成人の日のどんと祭りや、神輿が町を練り歩く夏越祭は多くの人でにぎわいます。
おすすめ立ち寄りスポット
観
宮崎県庁舎
1932(昭和7)年に建設された本館は、現役の庁舎としては日本で4番目に古い建物。見学もできる。隣接する「みやざき物産館KONNE」でお土産もチェック。
住所 宮崎市橘通東2-10-1
TEL 0985-26-7103
(観光推進課)
遊
宮崎市
フェニックス自然動物園
約100種1200点の動物を飼育。美しい飛翔が見られるフラミンゴショーやゾウの散歩、ヤギの大行進など、動物たちとふれあえる。遊園地コーナーも。
住所 宮崎市塩路浜山3083-42
TEL 0985-39-1306
時間 9:00〜17:00(入園は〜16:30)
休日 水曜日(祝日、夏休み等は開園)
休日 高校生以上830円、中学生420円、小学生310円
遊
フローランテ宮崎
花々と広大なグリーンの芝生が迎える市民の憩いの場。春のチューリップセンセーション、夏のランタンナイトや冬のライトアップなど、四季を通して楽しめる。
住所 宮崎市山崎町浜山414-16
TEL 0985-23-1510
時間 9:00〜17:00(夜間営業もある)
休日 火曜日(祝日の場合は翌日)
休日 高校生以上310円、小中学生150円
観
平和台公園
神武天皇即位紀元2600年記念で造られた平和の塔を中心に整備された。1964(昭和39)年の東京オリンピックの際、国内聖火リレー第2コースの起点となった。
住所 宮崎市下北方町越ヶ迫6146
TEL 0985-35-3181
時間 第1駐車場5:00〜22:00
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